3.11
あの日は、以前いたクリニックで内視鏡検査をしていました。
すごい揺れとともにいきなり停電に……ほんとに怖かった(T_T)当然検査は中止。
患者さんをどうにか、すべて帰宅してもらい、私たちスタッフも、電車も動いていない、道路は大渋滞だったので、歩いて自宅へ向かいました。
やっとの思いで、18時半頃自宅に着いた時、家にともる灯りをみてホッとしたのを覚えています。
家に入ると、中学生だった長女と長男は、のんびりテレビを見ていて、でも、小学2年生だった次男の姿がない!!
急いで学童に行くと、次男も泣きそうな不安な顔で待っていて……でも元気でいる姿を見て安心したなぁ
あのとき……ホントに呆れたのは、院長でした。自分の家族が心配なのはわかります。でも、スタッフが帰るのを見届ける前に、真っ先に居なくなった姿を見て、「この人にはついて行けない」と確信しました。
あの日の教訓は、忘れずに、風化させずに語り継いでいきたいですね。
生きていられることに、感謝して……
あんこは粒あん子
女性/57歳/神奈川県/看護師
2022-03-11 12:24