「運び運ばれ案件〜お届け物語〜」
本部長 秘書 リスナー社員の皆さま
お疲れさまです。
私は、
オフロードバイクで「子猫」を運んだ時があります。
動物愛護センターに保護され殺処分されてしまう前
里親として我が家に引き取る時でした。
バスの便も悪く、電車で2時間近くかかるので
ストレスにさらす時間が、短くなるように
30分で着けるバイクにしました。
あいにく車がないので…究極の選択でした。
大きめのリュックの底がたわまぬようダンボールで床を作り
バスタオルをドーナツ型にして体を中心で
ホールドできるようにしました。
ゲンコツ2つくらいの小さな子猫を
ドーナツの真ん中に置き、飛び出さないように
ファスナーをしっかり締め、いざ帰路へ。
なるだけリュックが揺れないようバイク便みたいな
走りをしていたと思います。
(勿論、安全に配慮して)
子猫は、暴れもせず背中で、か細い声で
「ミャーミャー」鳴いていた時に
最大の危機が、やって来ました。
信号待ちで後ろを見ると私のバイクは
白バイにロックオンされていました。
『トロトロしてられないし、速く走ると捕まる。
どーしよー??』と大パニック。
その時「猫がいるんです作戦」を決行。
リュックを撫でながら大きめの声で
「大丈夫だよ~、もうすぐだからね~」と
子猫をなだめてつつ…また「ミャーミャー」と
リュックから子猫の声が…。
偶然かもしれませんが白バイは、
どこかに消えていました。(笑)
無事に我が家に到着した子猫は
「プリン」と名付けられ
その後、19年間
我が家に幸せばかり運んでくれました。
ちーたん♥
女性/57歳/東京都/パート
2022-03-23 10:24