本日の案件
皆様お疲れ様です。
私は、学生の頃新聞配達をしてました。
学費を稼ぐために新聞奨学生として働いていました。
毎朝朝の2時半に起きて新聞300部にチラシを挟み
自転車の前と後ろにのせてよろよろしながら
新聞をお客さんに届けていました。
配達道中に酔っぱらいなのか本当に倒れているのか
どちらなのか心配になる感じで道に横たわっている人々が
結構いました。
ベテランの専業配達員の先輩曰く殆どが酔っぱらいだから気にすんなと言われたので
スルーする毎日でしたが、本当にそれで良かったのかと
ちょっと罪悪感が残りました。
配達は時間指定のお客様や天候に左右されます。
時間指定では3時に配達するように指定されているお客が
1人いました。
新聞が店に届くのが2時45分頃なので
その人のために1部だけチラシを挟んで片道20分の道のりを自転車ぶっとばして届け、
また店に戻り残りのお客様の分のチラシを挟んで荷造りしていました。
いつも毎朝40分の時間ロスでした。
このお客さんがいなければもっと早く他のお客様にも
新聞を配達できるし、学校にも遅れずに行けたのにな
とか思っていましたが
大切なお客様の1人ですから無下にはできませんでした。
天候面では
雪や雨の日は濡らさないように新聞専用のラップをして配達するのでツルツルすべって
思うように自転車に乗らなかったり
配達中に自転車から落ちたりしていつもより
大変でした。
当然そんな日はいつもより配達時間が遅くなり
お客様から怒られたりしました。
でも励ましてくれるお客様もいらっしゃり
ジュースやお菓子を頂くことがしばしばありました。
頑張ってね!学生なのにえらいわね!
いつもありがとう!
と、
配達楽しいなと思い嬉し泣きしました。
こすますこ
女性/35歳/神奈川県/会社員
2022-03-23 14:02