デリバリー案件

本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。

自分がデリバリーされたお話です。

小学校１年生くらいの頃、家の中で私は何かをやらかしたらしく、母から
「外で反省してなさい！」
と、家から出されてしまいました。
陽も暮れた中じっとしていた私は、父に会いたくなり、電車で一駅先の仕事場まで行くことにしました。
お金を持っていなかったので、当然歩きです。
線路沿いを歩いて、一駅先にはたどり着いたものの、行った事が無かった仕事場が分からず、結局諦めて戻ることにしました。
線路沿いを戻っていたところ、車が近づいてきて
「ピーチダディ２くん？車乗って！」
と見知らぬ運転手に言われ、従いました。
当時はまだ、知らない人に付いて行くなという教育は無かったので、素直に乗りました。
結局、そのまま家まで連れて行ってくれました。
実は、外に出したはずの私が居ないことに母が気付き、近所では大騒ぎになっていて、何台も車も出して大捜索が行なわれていたそうなのです。
もどった私は母から、更に大目玉を食らってしまいました。
５０年も前のお話です。

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