今日の鼻歌
【 銀河鉄道999 / ゴダイゴ 】
この前のイベントの続き。
1曲目、小手調べな感じで、アナログ盤の『銀河鉄道999』をミッキー吉野さんと聴きました。
司会者に「聴きところは?」と聞かれて
「ドラムとベースが全然かみ合ってないところww」と笑いながら
「でも、仕方ないんだよ。レコーディングの前日に歌詞をもらったタケ (タケカワユキヒデ)が 一晩で作曲して、翌朝、僕がスタジオで受け取って、アレンジしたら、すぐレコーディング。突貫工事もいいとこw」
1979年のミッキーさんは年間300曲を作曲・編曲したという。ゴダイゴの曲以外にも、他のアーティストへの楽曲提供、映画ドラマCM音楽……他にも取材やテレヒ出演など多忙を極めたそう。それにしても300曲の作曲も凄いが、300曲の編曲は仕事量が半端ない。
そんな中で『銀河鉄道999』がトラックダウンまで2日で完成したのも珍しいことではなかったという。
「でも、その荒々しさが良かったんじゃないかと思ってる。すべてが順調な曲は、実はあまり成功しなかったり、どこかで慣れが出た演奏はつまらないから。この曲は丁度、ドラムとベースが慣れた頃にフェードアウトして終わる、そこが美しいww」
全員がスーパーテクニシャンのバンドだから許される範囲ではあろうけど(笑)
途中、ミッキーさんによるハモンドオルガンの間奏のソロも聴きどころだが、
「時間がなくて(ギターの)浅野に指示している暇がなく、仕方なく僕がやっただけ。あの頃、ゴダイゴの曲で僕がやってる間奏はだいたい上手くいかなかった時にアレンジャーの責任として自分で埋めてるだけなんです。」
後々、EXILEのカバーで代表曲となることを筆頭に、いろんなアーティストもカバーしている名曲の誕生秘話。
それにしても、プロすぎる(笑)
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2022-03-24 23:53