投球動作の支点となる肩関節②
③インナー筋とアウター筋。投球動作は肩関節が支点となるわけですが、その肩関節(球関節)の特徴は、可動性が広く、外転・内転・外旋・内旋・挙上・後方伸展など、いろいろな方向に動くことができる反面、不安定性も高い。よい投球をするためには、肩甲骨帯にある肩甲骨臼蓋に上腕骨をはめ込み、回転させる動きを安定させ、上腕を動かす筋肉のパワーと柔軟性をより高めなくてはなりません。肩甲骨と上腕骨を結んでいる筋肉には、深層のインナー筋と、表層のアウター筋がある。インナー筋とは、肩甲骨の内側と外側に付着している肩甲下筋、棘下筋、棘上筋、小円筋などの比較的筋容量が小さく、肩甲骨に付随している筋群。インナー筋は肩甲骨に上腕骨をしっかり引き寄せ、安定性を図る働きを持ちながら、肩関節の動きに関与している。
のざ
男性/31歳/埼玉県/野球バカ
2015-02-27 21:33