社員掲示板

投球動作の支点となる肩関節③

インナー筋の外側にある大胸筋、三角筋、広背筋などの大きな筋群をアウター筋という。アウター筋はインナー筋の働きをサポートして、より円滑に肩関節を動かすとともに、肩回転のスピードを速め、よりパワーアップさせる役割がある。さらに、インナー筋やアウター筋とともに重要なのが、脊柱と肩甲骨をつないでいる筋群(僧帽筋、肩甲挙筋、大・小菱形筋)と上腕から肩甲骨に付着している筋群(上腕二頭筋、上腕三頭筋、烏口腕筋)。それらの筋群の機能もプラスされて肩甲骨と上腕骨でつながれ、付着部である腱板とバランスをとって連係しながら、上肢を広範囲に、かつ、スムーズに動かし、肩甲上腕リズムを作っている。したがって、それらの筋肉の筋力、筋持久力、柔軟性、コントロール性が、投球にとって大切なポイントになる。また、肩甲上腕リズムをスムーズに行わせるためには、肩甲骨が胸郭部上を滑らかに動くことが大切。その働きを行っている胸郭関節の柔軟性は、肩甲上腕リズムと同様に、投球動作の要とも言える。

のざ

男性/31歳/埼玉県/野球バカ
2015-02-27 21:34

レスを書き込む

この書き込みにレスをつけるにはログインが必要です。