ラジオというメディアにしかないもの
過日、FMヨコハマ関係者の方のご来店がありました。
40年 TOKYO-FM 一筋の自分がですが、若い頃、車を持っていた時に神奈川方面へドライブする時に、朝のFMヨコハマをかけていたことがあり、その時にパーソナリティをしていた方もいらっしゃいました。
特にこちらからは何もお声がけはしなかったですが、なんだか懐かしい気持ちになりました。
FMヨコハマには1つ恩義があって。
40年 TOKYO-FM 一筋の自分がですが、若い時、ある推しのミュージシャンがパーソナリティをしていた深夜番組のヘビーリスナーになり、土曜深夜だけFM横浜(当時はハマラジと呼ばれていた)を聴いていました。
毎週、FAX投稿し。
番組中、何人かリスナーに電話で話をする番組で、自分も出たことがあります。
夏のある時、
パーソナリティの方に飲み物を差し入れしようと思い立って、たくさんのお茶を買ってランドマークタワーのF横本社スタジオを訪ねたことがありました。
入って一番最初に対応して下さった方が、たまたま番組のプロデューサーの方で、気さくに挨拶いただき 名刺をもらうと、なんとプロデューサー兼『取締役 編成局長』という偉い方でした。
それが偉ぶることなく番組の話をしてくれ、番組表やステッカーなどもたくさんくれて「じゃ、せっかくだから握手でもしましょうか!」と握手をして別れたんですが、汚いジーパンの1リスナーに、とーっても良くして下さって。
昔からラジオには、良いことしか、
してもらったことしかない ( ꈍᴗꈍ)
以前「ラジオ界は局の垣根を越えて、みんなファミリーみたいなものなんだよ」という話がありました。
ミキサーさんや制作会社の方はいろんな局の番組をかけ持ちしていたり、ある番組でADをしている方が別の局でディレクターをしていたりすることもある中で、先輩スタッフが後輩スタッフのディレクターデビューや作家デビューを見守っていたり、優しく、厳しく、評価したり、良い意味で師弟関係のような風もあり、それはモノ作りとして、とても正しい。
そしてそれは番組の空気やリスナーとの関係にも自然と表れる。
それはラジオにしかないものだ。
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2022-05-06 11:33