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電脳

押井監督がコンピュータウィルスによる犯罪を題材とした映画を作ったのが1988年。

オンラインのパソコン通信はありましたが、まだほんの一部のクローズドの回線で、まだまだ一般人には別世帯でした。

それだけに「ロボットを制御するOSにウィルスが仕込まれていた」という設定は、後になってみると監督の先見性が際立っていたわけですが。

その後、ゴースト・イン・ザ・シェルというという映画で、脳がネットに直結している『電脳世界』を描いた時は1995年でようやくOSとしての windows95がリリースされたばかりの頃。これまた、その先見性により後の『マトリックス』などに影響をあたえました。

その監督が近年、カナダの映画祭にゲストでよばれたティーチ・インで「近い将来、監督が描いた電脳世界が来るでしょうか?」という現地の若者からの質問に、

「もうとっくに来ています(笑)」

と笑う。

「ここにいるほとんどの皆さん、スマホをもっているでしょう。それがポケットに入っているか、直接、頭の中に入っているかの違いだけ。 検索エンジンや外部記憶装置も、他人との会話も、すべてスマホを通じて、常時ネットに直結している」

それを聞いて、昔のように自然に回帰して、スタンドアローンでいたいと思う人もいるだろうし、定期的にデジタルデトックスしなければ焼き付きそうな人もいるでしょうけど。

自分はぜんぜん構わないですね。

出来るものなら、スマホを脳内に埋めて欲しいし、マイナンバーカードもオデコにでも埋めちゃえばいいし、スマートウォッチなんてタルいこといってないで、手首に埋め込んでしまえ!と思っています(笑)


なんてことを考えながら新しいメガネが出来上がるのを待っています。

店に入ると、いきなり「お手持ちのスマホで、こちらのQRコードから、LINE 登録をお願いします」といわれて、ちょっとビックリ。

視力検査の段取りも、メガネが出来上がるまでの過程も、カルテの管理もすべてスマホからのオンライン操作するらしい。

もはや、
スマホもたざれば人あらずですね(・∀・)

コーギモモ

男性/57歳/神奈川県/飲食業
2022-05-08 16:57

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