濃厚案件
本部長、浜崎さんお疲れ様です。
私の最も濃厚だった日は、大学4年生の9月下旬のある日。当時、卒業を間近に控えていたにもかかわらず、就職先の内定を頂けてませんでした。
ゼミやサークルの同期の中でも、留年が確定していた人以外は皆内定をもらえており、日々複雑な気持ちで過ごしておりました。
トータルで70〜80社書類を出したにも関わらず結果が出なくて辛かったですが、何とか書類選考と一次面接を突破して最終面接にこぎつけた会社がありました。
ところが、最終面接の前日に、9月卒業した先輩の送別会がありました。
流石にこの時期には自分でも内定がもらえていると思って参加予定にしており、またとてもお世話になっていた先輩だったので飲みすぎないように気をつけて参加することにしました。
とはいえ、お世話になった先輩が楽しそうにされていて、とりわけ仲の良いメンバーで集まっていたのでとても盛り上がり、また私の事情を知っている一部のタチの悪いメンバー数名に私はめちゃくちゃ飲まされました。
結果、翌朝ガッツリ二日酔いで3回吐きました。笑
吐き気が落ち着いた段階でスーツに着替え、最寄りのドラッグストアで最も高いヘパリーゼを買って一気飲みし、最終面接へ向かいました。
会社に着いてからは緊張感からか体調もマシになり、面接もハキハキと答えることができました。
逆に会社を出てからは緊張感が切れたのかまた体調が悪くなり、帰宅してすぐに寝ました。
15時頃に起きてコンビニで買った冷たいそばを食べ終えたタイミングで、私の携帯に着信が!
その会社の採用担当の方からで、無事内定をいただくことができました。
電話を切った後、嬉しくて思わず泣きました。少しして両親とゼミの教授に電話で報告したところ、めちゃくちゃ喜んでもらえました。
今まで全然うまくいかなかったことがふと思い出されて、改めてめちゃくちゃ泣きました。
朝起きた時は二日酔いでどうなることかと思いましたが、1日で地獄の底から天国まで駆け上がった気分です。
途中で挫けて就職浪人せず、諦めなくてよかったです。
お酒には気をつけます。
人生フィルダースチョイス
男性/36歳/東京都/会社員
2022-05-11 16:57