私史上最大の仕事

皆様お疲れ様です。

保育園の幼児クラスで熱血系な保育士をしていた頃の話しです。
運動会でのクラス対抗リレーのアンカーを決めることになりました。立候補したのは年長さん男子6人。話し合いの末くじ引きをしたところ当たりを引いたのはクラスで一番小柄でのんびりさん、お世辞にも足が速いとは言えないお子さんでした。他の5人は絶対負けると大騒ぎ！！自分たちでくじで決めることにしたのに結果をみて騒ぎ出す子どもたちに「アンカーだけがリレーじゃないでしょ！！みんなで頑張って1週でも2週でも差つけてアンカーにバトン渡せばいいじゃない！！」と思わず大きな声が出てしまいました。
それを聞いて「あ、そっか…」と5人全員がアンカーの彼を支えようと決意した目に変わった瞬間は今でも忘れません。
それからは足の速い子がアンカーの子に走るコツを教えたり、緊張しないように「大丈夫だよ」と声をかけたりいつもはケンカばかりの男子たちが見違えるように成長しました。対抗リレーの結果はもちろん１位！！
子どもたちのチームワークを信じた私史上最大の仕事です！

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