今日の案件

本部長・秘書・社員の皆様、スタッフの皆様お疲れ様です。
私が印象的だったのは11年前、鉄道会社の駅員をしていた時のことです。
当時は電力不足で計画停電が行われて、鉄道も動いていたものの約7割の運行本数しか走っておらず、快速運転なども取りやめていた状態でした。
スマホも今ほど普及しておらず、情報が少なく普段の運行状況だと思って駅に来た人の多くが改札口に押し寄せました。
逐一構内アナウンスをしたり、駅員が案内に出てもなかなか混乱はおさまりませんでした。
列車が事故などで停まってしまった時は一時的にはそういう状況になることは仕方ないことですし、よくあることなのですがその状況が1ヶ月近く続きました。
構内アナウンスを繰り返し、節電のため運行本数を減らしていることを丁寧に説明するしかありませんでしたが、なかなか理解していただけない場合もあり本当にキツイ仕事でした。
ひとりひとりのお客様といつも以上に向き合い、世の中の状況を合わせて理解していただくという意味では自分史上最大の仕事と言えるのかもしれません。

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