政治について思うこと
本部長、秘書、リスナー社員の皆様、お疲れ様です。
私の政治について思うこと、数え切れないほどありますが、第一に挙げたいことは、選挙に立候補する際に必要な、「供託金の高さ」です。
日本は、選挙資金として何百万円の費用がかかります。それは、エントリー料みたいなもので、実際には選挙活動をする上でもっとたくさんのお金が必要になってきます。海外諸外国と比べましても、日本の供託金の高さは群を抜いて高く、得票率に応じて供託金は全額没収されることもあります。
それについて思うのは、まず政治家になるためには、エントリー、そして選挙活動を行うための財源を出せる裕福な家庭が明らかに有利なこと、反対に、どんなに高い志を持っていたとしてもお金がなければ立候補することすら出来ないこと。
一般的に、世帯年収と子供の学力には相関関係があると言われており、世帯年収が高ければ、それに伴って子の学力も高い傾向にあります。もちろん例外的な事例も大いにあると思いますが、、
それを踏まえた上で、消費税増税、これから進めようとしているインボイス制度、そして経済状態における教育格差だとか文化資本の格差などの問題が大きく叫ばれる中で、政治家になれる人物はもともと裕福層の出身が多い傾向にあり、それに伴って学力も高い傾向にある。だから反対の位置にある貧困層、もしくは中流の生活をしているその人たちは、どんな政策が必要なのか、なにを望んでいるのか、生活の何が大変なのか、などが把握出来ていない可能性がある、ということは事実だと思います。
上述の通り、金銭面がネックとなり、裕福層以外の人物が政治の中枢に携わろうとすることが非常に難しい構造が現在の政治舞台にはあるだろうと思います。
庶民の生活をしてきた人物がいない、もしくは少ない組織が、果たして庶民の生活が良くなるような政策が出せるのか、私には甚だ疑問です。
どんな境遇の人物でも志さえあれば政治にアクセスできる、そのような仕組みがこれからの政治には必要なのではないでしょうか。
それは政治に携わる組織の新陳代謝にも繋がりますし、国民一人一人が政治に関心を持つ一助になるのではないでしょうか。
なにか誤ったことを書いていたらすみません。
以上となります。
こんぶ茶のカルシウム
男性/28歳/東京都/会社員
2022-05-23 10:40