一目惚れ案件
お疲れさまです。
私の一目惚れ体験は30年くらい前に祖父に連れて行ってもらった競馬場のパドックで見た一頭の競走馬です。
その馬は「ミスマルコチャン」という可愛らしい名前の馬で他の馬よりもひときわ小さく名前も見た目もあまり走りそうな感じではなく、新聞を見てもほとんど無印の人気薄の馬でした。
しかし、パドックで私の前を通る度に私に何かを訴えるかのように私の方を見るんです。
私はそんな彼女に一気に心を奪われて、祖父に「あの馬きっと走るから買っておいた方いいよ」と言ったんですが、祖父には「あんなの来るわけないだろ」と笑われてしまいました。
しかし結果は見事1着!
あの時ばかりは祖父もビックリしていました。
その日から彼女がレースに出走する日は競馬場に会いに行ったり、彼女が引退した後も彼女の子供たちを応援したり、結局会えずじまいでしたが北海道の牧場まで彼女に会いに行ったりと私の長い競馬人生の中で最も忘れられない一頭になりました。
アパパパネ
男性/53歳/埼玉県/会社員
2022-05-26 18:13