今まで持った重いもの。
重かったもの。それは子どもです。
3人生まれ、電車に乗った時のこと。
5歳と3歳の子と一歳になる下の子を連れて友達に会いに行きました。
その帰りの電車の中で3人とも眠ってしまったのです。しかもいつもは起こして歩かせるお兄ちゃんが起きない!!
最寄駅につき、小学生に間違われるようなお兄ちゃんを左に抱き、右の脇の下には3歳の子。不安定な両手で一歳の子を掴み電車を降りました。
しかし、20キロ、15キロ、10キロの子供達と
でっかい荷物を同時に抱え、駅の自動改札機にICカードをかざすこともできず。困っていたら後ろから
荷物持ちます、の声。
高校生くらいの男の子でした。
鞄にぶら下げていたICカードもその子がタッチしてくれ、タクシー乗り場まで着いてきてくれました。その日は雨で、タクシーもたくさん人が並んでいたのですが、大きめのタクシーが来た時に、並んでる人たちが譲ってくれたのです。おかげさまで無事に3人を連れて家に帰ることができました。
重くて身体中が痛くなるわ、傘を忘れてきたことに後から気づいて後日取りに行ったり、と自分の準備不足を反省しました。
でも、あの時声をかけてくれた高校生やタクシーをそろって譲ってくれた方々には感謝しかないです。
思い出すと暖かい気持ちになるいい思い出です。
あぷりこっとん
女性/48歳/東京都/休職中
2022-06-07 15:31