案件!
リスナー社員の皆様、本部長、秘書、お疲れ様です。
おなかすきましたね~~~…
これはそう…私がヲタクとして全国各地を駆け回る前のお話です…
毎週部活で全国各地を駆け回るTHE・体育会高校生だった私。
腹が減っては戦は出来ぬ!ということで遠征の楽しみは各地のグルメでした。
ただ、予算は毎回1000円程度で決められていて、その中でいかにボリューム感とおいしさを両立するかがポイントです。
その日は確か冬の練習試合。雪が降る田舎への遠征。
空腹は限界。とにもかくにも今すぐあったかいものが食べたい!!
でもびっくりするほど周りに店がない…
やっとのことでたどり着いたのはいかにも地元で愛されている雰囲気のラーメン屋さんでした。
店内は私と同い年ぐらいの高校生でにぎわっていて、期待値も上がります。
そして見える「特盛」の文字…!
私はよく食べることが自慢だったので、迷わず「特盛」のワンタンメンを頼みました。
すると…
「うちの特盛、かなり多いけど大丈夫…?」とお店のおばちゃんに心配そうにのぞき込まれました。
「こいつはめっちゃ食べるので大丈夫です!!」と笑顔で同期に即答され、私も胃袋にはそれなりに自信があったので、「お願いします!」と高らかに宣言。
10分後…
運ばれてきた顔よりもふた回りほど大きいどんぶりに、一縷の不安がよぎります。
中に鎮座するたっぷりの麺とあふれんばかりのワンタンはぷるっぷる。確かに…確かにボリューミーだけど…いける…!
部活で一日中動き回り、冷え切った身体に染み渡るスープはまさに絶品でした。
麺一本も残さず見事完食。しばらくその場から動けなかったけど(笑)
たぶんこのラーメンよりおいしいものはたくさん食べたけれど、
今ふっと、あののどごしが懐かしくなりました。
現場ウィークが終わり無気力なヲ
女性/27歳/東京都/会社員
2022-06-13 17:36