本日の案件

皆さまお疲れさまです。
私のときめきデートめしは、大学生のとき、女友達と初めて2人きりで飲みに行ったダイニングバーです。
大学近くにあるそのお店は、少し暗いオレンジの照明に、大きなスクリーンに無声映画が流れているようなお洒落なお店で、美味しいカクテルが売りでした。
彼女とは入学時からの付き合いで、他の友達の家でゲームをしたり、いつもくだらない冗談を言ったりする仲です。
そんな彼女に密かに想いを寄せていた私は、初めて2人きりで飲みに誘いました。
いつも通り楽しく過ごせると思っていたのはお店に行く前まで。お店の雰囲気と2人きりの状況に妙に緊張してしまい、意味もなく垂れ流しの映画を見つめて過ぎていく時間と、ぐいぐいと進むお酒。
そのとき、お店の名物「明太ポテトチーズ焼き」が運ばれて来てひと口。ポテトのカリカリ感と濃厚なチーズに香る明太子の風味が相性バツグンで、思わず彼女と顔を見合って「美味しい！」と叫んでしまいました。
そこで彼女がひと言、「今度、家でも作ってみようかな〜。食べに来る？」と言ってくれて嬉しかったの覚えています。
今ではそんな「明太ポテトチーズ焼き」は、妻の得意料理の一つです。

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