本日の案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆さんお疲れさまです。
本日の案件、ずぶ濡れ物語ですが、
3年前の秋だったでしょうか。大型台風の関東上陸により
交通機関が乱れに乱れたあの日。
どうせ電車も遅れてるし、飲んで帰ろう!と提案した上司に誘われ、じゃあちょっとだけと言いながらついつい飲みすぎてしまい、慌てて乗った終電。
台風の影響でいつもより低速で運行する鈍行列車に揺られ、いい感じに酔っていた私は既定路線のように夢の中へ落ちていきました。
はっと目を覚ますと完全に見慣れない景色。
新宿駅で降りるはずが、『え?東十条…?やっちまったー。』慌てて降りたものの、これまたお決まりのように傘を忘れうなだれる私。
土砂降りの見知らぬ土地に深夜一人で降り立った私は、とりあえずコンビニで傘を買ったものの、開いて3秒で傘が飛ばされホネがボロボロになる始末。
ずぶ濡れになりながら環状線まで走り、必死でタクシーを捕まえたのはそれから40分後でした。
あの時感じた絶望感と後悔。
台風の時は早く帰るを固く心に誓った夜でした。
飛ばない豚なのでただの豚
男性/41歳/東京都/団体職員
2022-06-21 12:38