心がほっこり〜ずぶ濡れ物語〜
おつかれさまです!
私の住んでいる街には、街のみんなから愛されている自由きままなノラ猫がいます。
ちょうど私の通勤路にいるため、そこを通るときは、元気にしているかな?と、見回すと、ひょっこり出てきてミャー(おはよう)とあいさつをしてくれます。
ある日、台風のような大雨の日がありました。そんな日はあの猫、大丈夫かな?と不安になるのですが、その日にいつもの場所を通ると、なんとその猫の真上に大きな男性用の傘が置かれていたのです。おかげで猫は、そんなに濡れることもなく、いつものミャー!という可愛いのん気な声を出してくつろいでいました。私は、安心したのと同時に、この傘を置いて帰った方は、なんて優しい方なのだろうと思いました。きっと、自分はずぶ濡れになってもかまわないからと、傘をねこに貸してあげたのだろうな。どんな人かは分からないけど、雨の中をずぶ濡れになって走って帰った、傘の持ち主のことを想像すると、心がほっこりとしました。今でも“ずぶ濡れ”と聞くと思い出す、私の中のほっこりエピソードです。
セロ サボり気味のゴーシュ♩
女性/38歳/千葉県/会社員
2022-06-21 15:03