本日の案件
やしろ本部長、浜崎秘書、
リスナー社員の皆様、お疲れ様です。
傘もささずにずぶ濡れ案件ということで、
私は昔から雨に好かれた雨男…
そんな私が10代の頃のお話です。
その日も予報はずれの雨に打たれて
中学校の坂道を走りながら帰ってると
突然、後ろから声かけられました。
振り返って見てみると同級生の女の子が
傘をさして立っており、雨でずぶ濡れの私に
彼女の傘を貸してくれると言うのです。
濡れても平気だと笑う私に、
その子も濡れても平気だと笑い
半ば無理に傘を押しつけられる形で
傘を借りたことがあります。
体よりも心に傘をさされた気がした
そんな経験があります。
突然の雨は今でも、
その優しい彼女のことを思い出します。
我輩は忠犬である。
男性/31歳/東京都/会社員
2022-06-21 17:35