ピザ食べながら話したいこと案件

皆様お疲れ様です。

ちょっと暗い話になってしまいますが…、
ピザと言えば私はどうしても今年の春に亡くした母を思い出してしまいます。
私が幼い頃から母はよく『映画に出て来たピザのチーズが長ーく伸びて本当に美味しいそうでね』と言いながらピザトーストを作ってくれていました。
それに限らずグラタンでもカレーでもとにかく『チーズかけて焼くと美味しい』とチーズをすすめてくる母。
晩年は病気であまり食べれなくなっていたのにピザだけは食欲がわくようで、実家から空港へ向かう道中に本格チーズのピザが美味しいお店を見つけて通っていました。
飛行機に乗る私を見送る為ではなく途中のピザを食べる為に空港までついてくるので、私もわざとピザを食べる時間を計算して乗る飛行機を選んでいました。『何時の便？』と聞かれ『午後遅めだよ』と答えると『じゃあピザを食べに寄れるね！』とパァッと明るい顔で喜んでくれるのが嬉しくて…。

先月、納骨も済ませてこちらに戻る日、空港までの道中で姉と一緒にやっぱりそのピザを食べに寄りました。
母が必ず頼んだピザを注文して母について語らいながら偲び食べ…
あの人ほんとにチーズが好きだったよね、乳製品に目が無いよね、と私が言うと、ここで姉から新事実が。
『違うよ。乳製品が好きなのは私。母はチーズも苦手だったよ』

えっっっ？！！！

詳しく聞くと、母はチーズは嫌いだったそうで、でも焼いてトロっとなったチーズとなると別の話で大好物！という話でした。

お母さん、それ私と息子も同じだわ！！！

遺伝と呼んでいいものかわかりませんが、変なところが似るものですね。
きっとこれから何年経っても、ピザのチーズが長ーく伸びた時には母の声が心に響いて来るんだろうな…そして私達はまた母の話をするんだろうな…。

今日は本部長のお母様にとっても特別な日だと思います。
お誕生日は親子にとって、生んでくれてありがとう、生まれてくれてありがとう…て思い合う日ですね。

本部長、お誕生日おめでとうございます。

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