うまいもの案件
私が食べたうまいものは、エゾシカのステーキです。夏の北海道根室で、食したエゾシカ肉が、衝撃的な旨さでした。
泊まりの出張、2日目の夜、「今夜は何を食べようかな」と歩いていると、「エゾシカあります」の立て看板が。中に入ると、カウンターバーのようなお店で、数人が飲んでいました。座ってすぐに、「エゾシカ食べられますか?」と聞きました。「ミディアムレアがおすすめですが、生っぽいのは大丈夫?」と聞かれ、「おすすめならぜひ」とお願いしました。「少し時間かかるから、先に飲みますか?」とのこと。
そこで先に一番搾りの瓶ビールをお願いして、コップに一杯ゴクリ。やばい、うまい、かわいてた!更にもう一杯ゴクリゴクリー。やばい、2杯目もマジうまい。北海道って、身も心も軽くしてくれるの?などニヤけてると、そこにステーキが。
カットされたその断面は赤に近い桃色。ここが食べ頃かとすぐに口の中に。周りのガーリックがよく聞いていて、とても香ばしい香りが口の中に広がった瞬間、一口噛むと同時に、甘い肉汁が溢れんばかりとろけ出しました。噛みごたえがあるのに、すごく柔らかい。柔らかいのに、プリップリの食感が冴えわたる。
ギュッギュッギュッ、ジュワージュワー、プリップリッ、ジワージワー、ギュッギュッギュッ、ジュワージュワー、プリップリッ、ジワージワー、うわーうわーうわーピチュ〜〜〜ッ
気が付いたら、お皿にはサラダだけが残っていました。その野菜も美味い。最後に、一番搾りを瓶の最後の一滴までコップに注ぎ、プハーと、ジビエ・サイコー!北海道万歳!!
ヤギムラ・ライオン
男性/45歳/埼玉県/公務員
2022-08-08 18:43