案件

お疲れ様です。

13日の午前中、祖母の家を掃除していると、
祖母が突然「今日おじいさんが帰ってくるんよ」と言いました。

その日の夕方に迎え火を焚くことは一切伝えていなかった上、日付感覚のない祖母がこのタイミングでそれを言い出したことに私は動揺しました。

迎え火の最中も祖母は「今晩はおじいさんと寝れる」と呟きながら嬉しそうでした。

しかし翌朝に家へ行くと祖母の機嫌は非常に悪く、
定位置のベッドから少し離れたソファを指さして「おじいさんに挨拶しなさい！」と言ってきました。

何があったのかは敢えて聞かず、私はそっと仏壇にお線香をあげました。

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