案件 懐かしい銭湯
本部長、秘書、リスナー社員のみなさま、おつかれさまです。
私が懐かしくなるのは、銭湯です。
わたしのおじいちゃんとおばあちゃんの家は品川にあって、お風呂がありませんでした。
都心なのにお庭もついているような家でしたが、昔ながらの木造でお風呂がなく、いつも近所の銭湯に行っていました。私は、それがとても楽しみでした。
おばあちゃんの家から、洗剤やタオルを持って銭湯へ。
昔ながらの銭湯で、男湯も女湯も見えるところに番台がありました。
子どもながらに、番台におじさんがいると「あのおじさんいつもえっち」と思ったりしていました笑。
天井までない壁で仕切られた男湯と女湯は、大きい声を出すとお互いの声が聞こえます。よく女湯から、「おじいちゃん、もう出るよー!」と大きな声で言ったりしていました。そういう子どもを、微笑ましく見てくれるご近所さんとの裸の付き合いでした。
お風呂の後は、お決まりのコーヒー牛乳かいちご牛乳、それから針で測る体重計に乗りました。
昔は銭湯がたっくさんあって、お風呂がない家もたくさんありました。今はだいぶ減ってしまっていますが、銭湯を見ると、おじいちゃんおばあちゃんと行ったあのお風呂の思い出がよみがえります。
最後に一緒に銭湯に行ったのはいつだったのか、思い出せないのがとても残念です。
てつおの母
女性/44歳/神奈川県/専門職
2022-08-17 18:13