案件

本部長、秘書、社員の皆様お疲れさまです。
聞けるときはになってしまいますが、そのときは存分に楽しく聞かせていただいてます。

無償の愛は、私の母です。
３９歳の高齢出産で、子供に障害が出るかも、母体に影響があるかもと言われながら、何不自由なく健康体で産んでもらえた私です。
母の口癖は、「馬鹿でも健康だったらなんでもいい」
でしたが、学年が上がると、「もうちょっと勉強したら？」に変わっていくのが親というもの。
ですが、中学生にあがって２年間、私は学年で問題になるいじめの被害者になり、後で聞いたことですが、その２年間、母は、毎朝私を起こすために開けるドアが恐かったと言います。死んでるんじゃないかと思っていたからです。
夏休みが一番幸せで、９月が一番苦痛でした。
ある時頭の中で自殺がしばらく過ぎっていましたので、母に話しました。
「欲しくて欲しくて産んだ子に先立たれたらお母さん生きていく意味がない。娘に先立たれたら二度と立ち直れない」と泣きながら話してくれました。
クラス中、学年中から嫌われて、気持ち悪がられて、死ねと言われ、否定の言葉しか聞こえない中で、それでも私に声をかけてくれた同級生に喜びを感じ、母の言葉で私の中で何かが変わり、いじめてる側に対して私自身が腹を立てるようになり、先生も交えて話し合いという形で言いたいことを言えるまでになりました。
家族で苦しい時間に向き合ってくれたこと、母がずっと気にしてくれたこと、大人になっても感謝しています。
支えてくれた母は他界していますが、今生きていられているのは母のおかげです。

いじめは犯罪です。言葉で人を殺せます。
生きて笑えるようになっても、傷は誰にも見えないし自分の中でも消えません。
もっと辛い思いをしてる人もいるかもしれないけど、自分の限界があります。
他の世界に目を向けてその場から逃げてほしいです。
いっそ暴れてもいいと思います。
クラスや学校だけが全てではないことを知って欲しいです。
生きてることで辛いこともとても多いですが、生きて少しでも笑えたらそれだけでいいと思ってます。

長々とすみません。
夏休みの今と案件で思い出してしまったので。
これからもみなさんを応援しています。

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