話したいけど話せないけど話したい、です！

本部長、秘書、リスナーのみなさま、おつかれさまです。「今のワタシ見出され案件～あの人のおかげでココにいます～」ですが、私の場合は、前職場の先輩です。現在40代になる自分ですが、高校、大学、大学院、ずっと先輩がいない生活でした。つまり高校では自分が心から相談に乗ってもらえる先輩がいない部活だったし、大学、大学院は自分は二期生だったので、先輩といっても１年上の代しかおらず、やはりいろいろ相談事したいときにゆっくり時間を作ってもらえるということがなかったのです。前職場に就職したとき違う部署だったその先輩は、たまに見かける程度で、時に喫煙所で会うと、「いつか同じ場所で働けたらおもしろいだろうな」と言ってくれたのを覚えています。『そんな風に自分を感じる人がいるのか』と思っていたのですが、その翌年、自分が人事異動となり、その先輩の直属の部下となりました。それからの数年、公私ともども本当にたくさんの時間を過ごしました。真剣な仕事の悩みも自分が落ち込んでいるときも、まさにかけつけてくれるぐらいの勢いで時間を作って自分をサポートして頂きました。それから先輩が異動することになり、私たちは勤務時間も勤務場所もバラバラになり、段々と距離が生まれました。たまに連絡をとっても返事もなく、噂に聞くのはもう介護現場で家にも帰れないほど大変そうだという話ばかり。『しかたないか、いつかまた話せるのかな』と思っていましたが、いろいろ思うことあって私が転職することになりました。たまたまさほど距離も離れていない同業種への転職だったので、たまに会議で見かけることがあります。そして先日、久々に連絡を取ったところ、以前より落ち着いてきたのでまた話そうかとのこと。以前とは歳もとって、家庭環境も変わって、人間関係も変わって、いろいろ変わったことだらけですが、なんとなく話しやすい感覚だけは残っていたようで、ほっとしました。

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