今のワタシ見出され案件!につきまして
本部長さん、秘書さん、スタッフさん、社員の皆さん、おはようございます。
本日の案件ですが、とてもお世話になり、とても尊敬する方が居ます。
私が社会人3年目の時に親会社から来た新任の社長です。人生の師です。
物流会社に就職した私は倉庫部門に配属され、現場作業の管理やお客様の依頼に対応していました。
社会人3年目のある日、異動を告げられました。
異動先は新規顧客の物流の立ち上げ担当。
しかも当時の会社では扱ったことがないアパレル衣料の物流でした。
誰もやったことがないのでノウハウもない、教えてくれる人も居ない、相談相手もいない…
立ち上げ準備の半年間は毎日が手探りで、先方の担当者に教えを乞う日々。
始発で出勤、終電で帰宅。週に2日ぐらいは会社に泊まり込み、ほぼ休み無し。
業務がスタートしたらトラブル続きで軌道に乗ったのは半年後。丸々一年つきっきりでした。
当時社内では「あんなクソ生意気な青二才に任せていいのか?」「始まったらトラブル続き。やっぱりあいつには無理だった」「早く交代させろ」そんな話が繰り返されていたんだとか。
そんな意見を押さえ込んでじっと温かく見守ってくれたのが社長だったと後で知らされました。
業務が安定稼働した時に社長に会食に誘われ、何で自分を担当にしたのか訊いてみました。
「若い奴らが引っ張る会社にしたかった」
「今の会社と若手に必要なのは失敗よりもチャレンジ」
こう仰りました。
器の大きい人ってこういう人かぁ、そう感じつつチャンスを頂き、チャレンジさせていただいたことに感謝した瞬間でした。
その後も退任されるまで、若手に新しいことをチャレンジさせ続け、若手を育て続けた社長。
胸を張って言います。私は教え子の第一号です。
続・中性脂肪はハイスコア
男性/52歳/埼玉県/会社員
2022-08-25 10:58