本日の案件

本部長、秘書、社員のみなさまお疲れさまです。

私はいまだに見出されていない人間かもしれません。
大学を卒業後、就活がうまくいかず夜間の専門学校に通って資格を取り、福祉の世界に飛び込みました。
大学で学んだことは仕事にあまり活かせず、県外の大学に行かせてもらったにも関わらず給与水準の低い業界で働き、いまだに親への申し訳なさや友人への劣等感を拭えずにいます。

そんな私もこの度地元の公務員試験に合格しました。
2次試験の面接で面接官に「東京で、思い描いていた人生は歩めましたか？」と聞かれ、痛いところを突かれたなぁ(苦笑)と思いながらも正直に、職業に関することや悔いを話しました。

客観的に見れば、1次試験の筆記、2次試験のプレゼンと面接、これをくぐり抜けて数十人の中から選んでいただいたということ自体、見出されたと言ってもいいのかもしれません。
でもなぜか、自分のいるべき場所がいつも違うような、そんな感覚なんです。
おかしいですよね。
どこに行けば私は納得するのでしょう。
ともかく、せっかく採用していただいたので期待に応えられるようにしっかりお仕事するつもりです。

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