本日の案件
やしろ本部長、浜崎秘書、リスナーの皆さま、お疲れさまです!
私の『お腹いっぱい幸せ案件』は初めて一人暮らしをしたときの近所のインドカレー屋さんです。
私は高校卒業後に就職の為に、東北から関東に引っ越して一人暮らしをしていました。仕事は難しいし、知らない土地で知り合いが全くいなくて寂しいし、とにかく心細くなっていたときのことです。
たまに行っていた近所のインドカレー屋さんに行くと、バングラデシュ人の店員さんが突然「今日ナンカ元気ナイネー?」と聞いてきました。
「えー!元気だよ!元気!」と言ったのですが、「コレ、サービスダヨー!」とジョッキでラッシーを出してくれました。
優しいなぁ、と思いつつジョッキラッシーを飲みながら、チキンカレーセットを待っていたときです。「コレ!作ッテミタノ!食ベテミテー!」と大きくて深い皿になみなみに入ったカボチャのポタージュを持ってきてくれたのです。こんなにもらっていいの?と申し訳ない気持ちになりつつも、大好物だったので有り難く頂きました。
ここらへんから少し不安な気持ちになっていましたが、『ラッシーもポタージュも所詮水分…だいじょぶだいじょぶ』と自分に言い聞かせていました。
そして注文していたチキンカレーセットが到着。ナンも心なしかいつもよりでかい!しかし、チキンカレーの美味しさに「これは食べ切れるぞ!」と確信持ち、どうにか全部食べきりました!そして「良かったー!食べ切れたー!」と思っていたところに「コレ、新商品!味見シテミテー!」と海老とスパイスの入ったチャーハンを1人前持ってきてくれたのです。
チャーハン!?1人前!!やばい!!と思ったのですが、店員さんがニコニコしながら食べるのを待っていたので、ひとくち食べたところ…うまい!!でももう苦しい…!でもずっと横に店員さんがいる…!
震えながらすべて食べきりました。お腹パツパツ、もう動けない…。早くアパートに帰って横になりたい…と思い、お会計に向かったところ、「元気出ター?コレ家デ食ベテー!マタオイデネ〜!」とパックに入ったタンドリーチキンを渡してくれました。
その帰り道は心細かったのも忘れ、店員さんの優しさと気遣いがすごく嬉しくて涙が出たことを今でも覚えています。それにしても食べたなー!
ささかまちゃん
女性/34歳/埼玉県/専業主婦
2022-09-08 14:02