幸せ満腹案件
夫と結婚前、とある旅館を訪れました。
1日数組限定の宿で、家族が営む家庭的な宿でした。
チェックインして温泉を堪能したのち、お部屋で夕食の時間となりました。
運ばれてきたと思ったらあっという間にテーブルは一杯!
もうテーブルは密状態で、素敵なお料理でひしめき合っていました。
どれも本当に美味しくて、作った方の温かみが伝わってくるようなものばかり。
食べても食べても美味しいお料理が並ぶ光景は幸せでした。
これ以上入らないよ〜と言うくらい食べた頃、おかみさんが訪室。
その手にはそれなりの大きさの器が!
「これサービスのきんぴらです!どうぞ。」と。
いやいや!これサービスのレベルじゃないですよ〜!
とツッコミを入れたくなるほどの量でした。
なんとか食事を終え、私たちの満腹中枢がイカれた頃、お膳を下げにきてくれたおかみさん。
実は、あのきんぴらで終わりではなかったのです。
「これお夜食で食べて下さいね♪」と差し出されたのはまさかの『や・き・も・ち』
もちが大好きな私ですが、この時ほど今じゃないと思ったことはないと思います笑
当時彼氏だった夫より、プロポーズを受けたのもこの時。
身も心もお腹いっぱい、満腹な日となりました。
あんこママ
女性/36歳/埼玉県/パート
2022-09-08 17:47