停留体験記【その11】
敦化での停留初日、就寝後に会社から持たされている中国用携帯が鳴りました。
「もしもし」と応じると、相手は中国人で、「なぜ中国語を話さないんだ」という気配を出しながらも一方的に喋り続けました。
まったく心当たりがなかったので、「間違いですよ」と言って切ったところ、その後も1分おきに3回かけてきたので着信拒否しました。
翌朝ショートメールの着信に気づき、翻訳アプリで内容を確認したところ「大連の感染拡大の責任を取れ」的な内容でした。
使い始めたばかりの携番や大連に滞在していたことを知っているのは公的機関しかなく、詐欺やイタズラの類ではないと思いましたが、言葉の壁に阻まれて、連絡することができませんでした。
このような電話やメールを受けたのは自分だけではなかったらしく、通訳さんが役所に問い合せたところ、大連からの大勢の移動を携帯の基地局で探知したので、意図を確認したかったということが分かりました。
着信拒否して済まなかったとは思うものの、夜中に一方的に喋るのも考え直して欲しいです。心底ビビりました。
ブラックジャック463
男性/58歳/東京都/団体職員
2022-09-11 06:11