案件
本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
本日の案件。
それは「名前を間違えられた瞬間」です。
これまでも名前を間違えられることはありました。
しかし、その時は100人から200人程度の人が集っている状況。代表者数人が呼名をされ、その場で立ちあがるという説明を事前に受けていたものの、まさか自分の名前を間違えられるとは思っておらず…。
かなり派手な名前間違いゆえに、一斉に、私に向けられる視線。
その中には「名前間違えられているね…」という憐れみや心配の視線もあれば、「この状況で指摘するのかどうか」という若干にやけを含んだ、好奇の視線を向ける人もちらほら。
あんなにも色んな思惑を含んだ視線を瞬時に向けられ、注目されたことはありませんでした。
そして、瞬時に大勢の前で訂正するか、スルーするか決断を迫られていたこともあり、なおのことパニックになる私。
結局、大勢の前での名前間違えを指摘するほどの勇気はなかったので、訂正することなく立ち上がりました。
ちなみに名前間違いの件に関しては、きちんとした筋を通して、その旨を伝えていただきました。
ゆきすず
女性/35歳/神奈川県/会社員
2022-09-14 08:00