優しい言葉
お疲れ様です。
私はコロナに罹患して7日間の隔離生活をしました。
私は1階のサービスルームに隔離となり、2階のリビングからは娘たちと旦那さんの話し声が聞こえてきました。
みんなに申し訳ない。ごめんね...と思いながらも辛い症状に耐えていました。
隔離生活2日目を迎えた日、旦那さんがこんなことを叫んでいました。
「あー、毎日毎日献立を考えてさー、もう嫌。めんどくさーい。もうさ、今日の夕飯はカップ麺でよくない?」
と娘たちに話した旦那さん。
その旦那さんの言葉に対して、長女が放った一言が...
「あのさ、ママは毎日、毎日、毎日それをやっているんだよ?365日!働きながらみんなのご飯やお弁当を作って、仕事のあとは買い物も行ってさ。分かる?ママの大変さが分かる?たかが2日間ご飯を作っただけでブーブー文句言うなよ!パパがもう少しママの家事を手伝ってあげればママは感染しなかったかもしれないじゃん!こんな時ぐらい、ちゃんとやれよ!作らないなら、私が作る。」
と...言いました。
普段はおっとりしていて妹の面倒をよく見る長女が...まさかこんなことを言うなんて...
子供は普段の私の姿をちゃんと見ていてくれているんだなと感じ、離れて隔離生活を過ごしている時には泣きながら申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
罹患したことにより辛い症状もありましたが、その分、益々たちが愛おしくなりました。
ゴリサ
女性/39歳/東京都/会社員
2022-09-27 18:57