今日の案件
放送を聞いていて時間よ戻れ!と思ったことがあったのでこの時間ですが投稿させていただきます。
僕が戻りたいのは、小学5年生の誕生日です。
当時僕の両親は共働きで、家族揃って食事をするのは僕と妹の誕生日の日くらいでした。
小学5年生の誕生日のメインディッシュはビーフシチューで、食べ終わったらケーキを食べる流れとなっていました。
しかし、母が少し失敗してしまったのか、肉がやわらかすぎて全然噛みきれず、なかなか食が進みませんでした。
早くケーキを食べたかった僕は「肉が食べにくい!」と文句を言ってしまいました。
その時母は、「お母さんか食べるから残していいよ」といい、残してケーキを食べた覚えがあります。
しかし、その年の秋に両親が離婚し、二度と母の食事を食べて過ごす誕生日は来なくなってしまいました。
この歳になると、あの日の母にかけた言葉、自分の行いがとても情けなく、謝りたいのに謝れないまま心に残っています。
もしあの日に戻れるのなら、文句ひとつ言わず「美味しい美味しい」と言って完食したいと思います。
お母さん、あの時はほんとにごめんなさい、お母さんの料理は世界一美味しかったです。
グッティ
男性/28歳/東京都/会社員
2022-10-06 18:01