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今日の案件 ガラス戸を突き破る前に戻りたい!

昨年の11月の初め頃でしょうか。
夜、私が通っていたコワーキングスペースで「ご飯会」があり、その準備を手伝ってた時のことです。そのコワーキングスペースには、キッチンと皆んなが集まる部屋との間にガラス戸と短い渡り廊下のようなものがありました。私が料理を盛るお皿を取りに行くために、部屋からキッチンへ行こうとガラス戸が開いた渡り廊下を通ろうとした次の瞬間…

頭にガンっという衝撃とともに、いつのまにか私は座り込んでいました。周りにはガラスの破片と破れたガラス戸、そして混乱しているみんなの顔。自分自身の手と足を見てみると、微量ながらに血が…。私はそのガラス戸が透明すぎるあまり「ガラス戸が閉まっている」と勘違いして、そのまま生身で「閉まっていたガラス戸」を突き破っていたのです…!!状況を理解した私は、動揺したのと同時に申し訳なさのあまり「ごめんなさい、ごめんなさい!!」と号泣してしまいました。

その後すぐにコワーキングスペースのオーナーが病院に連れて行ってくれました。私はガラス戸を突き破ったのにも関わらず、親指と右足に小さな浅い切り傷ができたくらいで頭にも目にも破片が入っておらず本当に「軽傷」。オーナーは「まず君が無事で本当に良かった。修理のこととか全然気にしないで、これからもコワーキングスペースを利用してほしい。変に気を使わなくていいから」と私に優しい一言を。

そのころ精神状態があまりよくなかったのもあり心配した母親が知らせを聞きつけ、わざわざ私の地元沖縄から駆け付けるあまり。周囲の人々に恵まれてるなと思いながら、沢山の人に迷惑をかけた日になってしまったので、「ガラス戸をそのまま突き破る前に戻って、ちゃんと開いているか確かめたいな…」と今でもめちゃくちゃ思います苦笑

(ちなみに私の二の舞が起こらないように、修理されたガラス戸にはガムテープで大きく「ガラス」と書かれています。初見の人に「なんでガムテープでガラスってかいているんだろうね?」と聞かれるたび,胃がキリキリします…)

森!

女性/22歳/茨城県/学生
2022-10-06 18:22

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