案件　テイカーランナーから学んだ同時処理能力！

高校生のとき、校則違反でしたが親がいっさいお小遣いをくれないのでバイトをしていました。

月見バーガーが美味しいファーストフード店で学んだのは、同時処理能力です。

私が働いていた店舗は超忙しい店舗で、レジもドライブスルーもピーク時は大行列ができます。特にドライブスルーは、早くさばかないと渋滞や事故の原因になりかねず、近隣にも迷惑がかかります。

ドライブスルーにはいくつか役割があり、マイクを通して注文を取りレジ打ちをするテイカー、モニターを見ながら紙袋に商品を入れて窓口まで走るランナー、ドリンクを作るドリンカー、お金と商品の受け渡しの人をウインドウと呼んでいました。

人がいない場合は、一人が複数の役割をします。テイカーがドリンカーやランナーを兼ね、その場合は、テイカーランナーとか呼ばれていました。私はそのテイカーランナーが得意で、口では「ダブルチーズバーガーセットをおひとつ〜、サイドとお飲み物は何になさいますか〜」と言いながら手でレジ打ちし、一方では、幾つか前の「てりやきバーガーセットの注文」をモニターで確認しながら手に取り袋詰めをする、という感じです。

このテイカーランナーの速さで、道の渋滞が変わるので、車がすいすい動くときはとても達成感が湧き気持ちよかったです！

同時処理能力、今でも、家事に育児に仕事にと活かせていると思っていますが、家事を何でも速くやろうとするので、妹からは「おねえは私の2倍速」と言われます。

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