本日の案件

本部長、秘書、社員の皆様お疲れ様です。僕がバイトで学んだ事というか、気づいた事は、人間、本当の単純作業を続けていると感情が無くなるということです。学生時代にお弁当におかずを入れるバイトをしたことがあります。ベルトコンベアに乗って流れてくるお弁当の容器に、何人かが横1列に並び、自分の目の前にある人参やお肉などを両手でつかんでただひたすら容器の所定の場所に入れていくというバイトでした。ベルトコンベアが止まるのは、誰かのおかずがなくなる時と、1時間に一回くらいの休憩の時だけで、あとはずっとつかんでは入れを繰り返す作業。これを夜中に続けていると、感情などなくなり、まるで自分が機械の一部になったような無になる感覚を味わいました。1週間くらいの短期集中の夜間バイトでしたが、毎回終わると麻痺した感覚を取り戻すために音楽を聴きながら帰ったものです。これをずっとやり続けている人は本当に尊敬します。今ではみんな自動化されてこんなバイトはもうないのかな？日雇いで稼ぎは良かったですが、人としての感覚が麻痺したバイトの経験でした。

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