本日の案件 修行
皆様、お疲れ様です。
本日の案件ですが、
思い浮かんだのは10年以上前の仕事場での事件の事です。
当時、
仕事がすごくできるわけではないものの、たまたま頼みやすいポジションだったのか、上司からいろいろな雑用をよく頼まれました。
そのせいで、不条理にも古株の人から妬まれることがよくありました。
あるとき、職場で私の車の鍵を盗まれる事件が起こりました。盗まれた鍵のキーホルダーには、事務所の金庫の鍵、自分のアパートの鍵、実家の鍵もついていました。
警察にも被害届を出しましたが、「事務所という狭い空間で短時間の内に起きた事なので、内部の犯行でしょう。」とのことでした。
案の定、疑わしい人はその日を最後に仕事を辞めてしまいました。上司にも、お前にも恨まれるような心当たりがあるんじゃないのか、と言われ、これ以上会社としてこの件を追及しないことになりました。
鍵を全部取り替えるのに20万くらいかかりました。なんでこんな目に遭うのだろうと悲しく、落ち込んでいたら、
父が、「鍵を盗まれただけだ。殺されなかっただけ良かったと思え。これも人生勉強だ」と優しく言ってくれました。
確かにそうだな、と納得して、それからはもうこのことを引きずらなくなりました。
また、それまでは人の感情に無頓着なところがありましたが、
その後は誰かに妬まれたり、誤解させたりしないように、そういう原因を作らないように、なるべく周囲の感情に配慮した言動に心がけています。
これも修行のひとつ、苦い教訓です。
はなちょこ
女性/48歳/茨城県/派遣
2022-10-19 12:52