本日の案件
本部長、秘書、お疲れ様です。
私が強くなった修行は高校の3年間でした。
国語科がある学校に通っていたのですが、入学前課題からハードな修行は始まっていました。
古典の助動詞の意味と活用形、どの動詞に接続するかを全て覚えてくるように、というのが入学前課題でした。入学式の日に教室でテストを受け、100点を取るまで居残りでした。
その後、4月の半ば頃にオリエンテーションで奈良県に行くのですが、まず事前に出席番号順で5人組を作らされ、当日見てまわる予定の歴史スポットを割り当てられました。
そして、先生がひと言。
「その場所について資料プリントを1チーム4枚作成すること。当日の夜にはプレゼンもしてもらうのでそのつもりで」
その日から、知り合ったばかりのクラスメイトと図書館にこもって資料をあさり、そこで起きたことや、そのスポットが出てくる古典作品などを片っ端から調べることに。笑
高校生ってこんな感じ?!とめちゃくちゃビックリしました。
今思い返せば毎日が国語(というか課題)に追われる生活でした。国語だけで7種類あり、1日3時間国語の曜日も。
当番制で文学作品の解説をしなければならない授業もあったので、辞書や資料を片手に授業用プリントを作る日々でした。
修行の成果を感じたのは卒業式の日。
卒業生の代表が答辞を古語で話し始めた時のことです。
他の学科の人たちは「なんて言ってるの?」という雰囲気の中、国語科の私たちだけ爆笑。
内容は「国語の先生はすぐ怒って鬼みたいに怖かった。出来ればもう会いたくないかな。冗談だけど」みたいな感じでした。
毎日のように現代文や古文に触れていたからこそ聞くだけで分かるようになったんだなあと思いました。
今は、詰め込まれたスケジュールの中でも生き抜く力として、当時の修行が役にたっています!笑
ヘルプ出勤があたりまえ
女性/25歳/東京都/会社員
2022-10-19 16:07