彼氏と私、時々豚骨ラーメン

本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
私の、ラーメンにまつわるエピソードを書かせていただきます。
私が人生でお付き合いした男性の人数は4人です。
私が男性を選ぶ時の基準は、”私が真夜中に豚骨ラーメンを食べたいと言ったら、かならず付き合ってくれる人”でした。そう...夜中の豚骨ラーメンなんて太ります。だから、美意識の高い男性はダメなのです。でもなぜか...みんなイケメンでした。自分で言うのも申し訳ないですが...。
私は、イケメン且つ夜中に豚骨ラーメンを一緒に食べてくれる男性たち4人とお付き合いをしました。その中でも一番嬉しかった出来事なんですが、ある日の夜中1時頃...私はお腹が空いて目を覚ましてしまいました。隣で寝ている彼の横で、私は起きて携帯をいじったり、頑張って寝てみたり、またすぐに起きたりを繰り返し、気づけば夜中の2時でした。布団の中でモゾモゾしていた私に気づいた彼は...「バイクに乗るから、寒くない服に着替えな。」と、急に喋り始めました。
「え？」と言うと、「お腹空いたんでしょ？俺も空いた。食いにいく？久しぶりに一風堂食いたい。」とクールな表情だけど愛情を感じる優しい言葉に、思わず胸キュンしちゃいました。
二人でビッグスクーターに乗り、彼がバイトをしていた一風堂へ行き、二人でメニューを見ました。「俺は赤丸のバリカタ。」「私も赤丸のバリカタ！」と、注文内容まで同じでした。
一風堂には赤丸と白丸があるのですが、私たちは断然赤丸です。
今でも二人で一風堂に行くと、「赤丸のバリカタ」が私たちの合言葉になっています。
何故なら、その人は今の旦那さんだからです。
夜中の2時に赤丸のバリカタを注文してくれる男性なんて、きっと世の中には数少ないと思います。
夜中のラーメンに付き合ってくれる人に悪い人はいない！そう思っていた私は、今の旦那さんには私からプロポーズをしました。
普段はめちゃくちゃ喧嘩をする私たちですが、ラーメン屋に行くときだけはめちゃくちゃ仲良しなんです。
ちなみに、豚骨ラーメンの麺の硬さを選ぶとき、バリカタまでが主流ですが、バリカタの上は針金、針金の上は粉落としっていうみたいです。
でも、やっぱりバリカタが一番美味しいかな？

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