失くしたもの。
夕方になって急に気温も下がってきました。
皆さまお仕事お疲れ様です。
本日の案件、
我が家は家族全員が忘れ物や探し物の多い家族です。
中でも1番衝撃的だったのは
息子が6年生のときに失くしたものです。
当時、囲碁の院生だった息子は東京の田舎の方から学校の帰りに、ランドセルを背負ったまま新宿まで毎日、囲碁道場に通っていました。
夕食も道場で食べてくるので最寄りの駅にお迎えに行くのは21時過ぎ。
ある時、駅から出てきた息子が持ってないんです。そう、ランドセルを。
本人もどこに忘れてきたのか覚えておらず、まずは駅に問い合わせ。道場はもう連絡がつかない時間なので、一緒に通うお友だちにも連絡しても見つからず。
その2日後から宿泊訓練があり、ランドセルの中には体温や食欲などを記入する健康カードも入っていました。
明日って、宿泊の直前健康診断の日じゃん?!
健康カードカードないけど!どうする!
帰宅してからものほほんとしていた息子も、宿泊行事に参加できないかも?と徐々に不安になり泣きだしてしまいました。
翌朝、家の中でかき集めた筆記用具やノートなど学校で必要なものを手提げに詰めて持たせましたが、息子の顔は暗く、私も泣きそうでした。
学校には事情を連絡。
担任の先生は、健診の時に医師にカードがないことを説明するために、
毎日書いてありました!囲碁のプロを目指してて新宿まで通ってて、と医師にとってはどうでもいい情報をたくさん語ったそうで。
OKもらいました!と検診の後にわざわざ電話もくれたのでホッと一安心。
でも、その日もランドセルの情報はなし。
事件の2日後、息子は無事に宿泊訓練に出発。私は息子を送り出した後に新宿まで行き、駅から歩いて立ち寄りそうなお店から公園まで探し回りました。そして見つけました!
道場に行く前にお菓子を買うために立ち寄ったコンビニのポットが置いてあるスペースに、傘と一緒に置き忘れていたそうで。
夜の店員さんが気がつくまでそこに放置されていたと。
本当に申し訳ない。そして傘がないことにもその時まで家族の誰も気が付いておらず
心配している学校にも連絡。旅行の食事中に発表したらしく拍手が起こったそうです
大学受験の時に受験票と時計を忘れるような息子ですが、あの時ほど焦ったことはないと言ってます
あぷりこっとん
女性/48歳/東京都/休職中
2022-10-26 17:20