約30年…
ラーメンが「美味しい食べ物」と初めて認識した話になります。
僕がまだ小学3年生くらいだったと思いますが、ある日の夜遅く、親父が珍しく「ラーメン食いにいくぞ!」と言ってきて、半強制的に連れて来られたのが外苑西通りの国立競技場の前にある「ホープ軒」でした。
立ち食いスタイル、お冷やはジャスミン茶、プラスチックの食券、お客さんはおじさんだらけ…と、なんか「異世界」に連れてこられた感じでした(笑)
立ち食いの台も子供の身長では届かず、店の隅にある「公衆電話」の台で食べるようにと店員さんに言われ、親父とは離れて食べることになり尚更不安に(笑)
でも、ずっと店員さんが横に付いててくれ、「まずはスープを飲んでからだぞ!」なんて教育をされながら食べるわけですが…初めて食べた「背脂とんこつラーメン」は小学校3年生の僕には早すぎた「禁断の果実」でした(笑)
もう美味しくてビックリ(笑)
一口一口が楽しすぎてやばかったです(笑)
食べ終わった「満腹感」も今までに味わったことのない感覚で、親父に「美味かったか?」と聞かれても反応ができないくらい思考停止していたのを今でも覚えています(笑)
それからは完全に中毒。
「ねぇ、ホープ軒行こうよぉ〜」が口癖になり、初めて食べたあの日から約30年、大人になった今でも通い続けています(笑)
ピカソ
男性/43歳/東京都/自営業マン(独身)
2022-10-27 12:55