〜天才案件〜
私が天才だと思っていたのは、弟です。
家族で食事をしている時に、弟は「味噌の味がいつもと違う」「出汁が変わった」など細かい味の変化に気付く、神の舌を持つ弟でした。
将来は美食家やテレビの料理番組に出演する天才になるのではないかと期待していました。
ところが、一般的に味覚のピークは12歳頃と言われていて。その後は減少していきます。
弟の能力も大人になるにつれ衰えていき、今では凡人です。
ゆる蜜
女性/35歳/東京都/自営・自由業
2022-10-31 18:27