マサカリ
20代の頃、大手町のレストランに勤めていたことがあり、週末は近隣のオフィスが休みなので、土曜半ドン、日曜定休という飲食店にしては珍しいシフトで働いていました。
週末は野球や競馬などスポーツ観戦にも良く行きました。
基本プロ野球はG党なんですが、ほかのチームにも贔屓の選手はたくさんいて、ぶっちゃけG戦以外でもプロ野球であれば、楽しく観ることが出来ます。
当時、日曜のG戦はチケットも手に入りにくく、近鉄が元祖いてまえ打線で盛り上がっている時代だったから、近くの川崎球場へ、ロッテ 対 近鉄戦をよく観に行きました。
日曜日のロッテと言えば、200勝目前の大ベテラン 村田兆治 投手が中6日ローテーションで登板する『サンデー兆治』が有名な頃で、何度となく村田投手の投球を見ました。
アラフォーなのに本格派の速球投手。
球が早い。フォークがめっちゃ落ちる。
当時のロッテでは初芝選手や堀選手など、すでに若手捕手がレギュラーを取っていましたが、サンデー兆治だけは、これまた大ベテランの袴田捕手がマスクをかぶります。
大ベテランの袴田捕手をして、1試合に2〜3球はフォークをパスボールしてしまいます。ド真ん中からホームベースでワンバウンドするほど落ちる。
後年、袴田捕手のインタビューで語るところによると、実のところ配球はサインを出しても村田投手が言うことを聞かず、結局、村田投手のオマカセでノーサインだったとか。
それは、なおさら若手には無理(笑)
昭和らしい豪快な選手。
マスターズリーグでも、60歳をすぎて143キロを記録していましたね。あのピッチングフォームと投球は今も脳裏に焼き付いています。
想い出をありがとう。お疲れ様でした。
コーギモモ
男性/57歳/神奈川県/飲食業
2022-11-11 23:59