いつも何処かで 案件 〜あの人のこと、考えます〜

本部長、秘書、お疲れ様です。
私がふと考えてしまう人は、母方の祖母ですね。私が小学2年生の時から私の両親と住んでいました。両親が共働きと言うこともあり、ほとんど私の面倒を見てくれていましたし、優しく何でも聞き入れてくれる祖母でした。しかし、中学生の時、一度だけ友達と万引きをしてしまったことがあり、学校から呼び出しの連絡が入りました。でも、祖母から万引きしたことを突き詰められても、知らぬ存ぜぬで押し通していました。今思えば、祖母の悲しそうな顔は私にとって、忘れられない顔とも言えます。孫に対して、甘やかしてしまったその後悔があったのかも知れません。その後、母親とそのお店に行き、お詫びをして許しを得ましたが、母親が祖母に私のことをちゃんと叱るようにと叱っていたことが、なんだか悲しく思えた出来事でした。そんな祖母も、私の結婚を喜んでくれて、私の子供が生まれる直前で他界してしまいましたが、最後に私の子供を抱いてもらいたかったと、ことあるごとに考えてしまいます。もし、あと一年長生きしてくれたら、祖母孝行出来ていたのかも知れませんね。

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