いつもどこかで考えてる人
いつもどこかで考えているのは「黒い猫の宅配の人、どうしているかなあ」です。
1年ほど前から、コロナによる外出自粛をするため食材の宅配サービスを利用しています。特定の曜日になると、注文した食材が黒い猫さんの宅配会社によって我が家に届けられていました。
宅配してくれるお兄さんはとても感じがよく、礼儀正しく、いつも「奥様、今回もありがとうございます。」と言ってくれてました。また、宅配のない日でも近所で会うと挨拶を交わしてくれました。
このお兄さんは、お客さま一人一人を大切に想ってくれているんだなと感じました。当時は私もアルバイトを始めていなかったので、このお兄さんによる宅配が唯一家族以外の人と
言葉を交わす瞬間でした。
しかし、最近このお兄さんが宅配でやってきません。食材配達の宅配以外でも黒い猫の宅配さんはいらっしゃいますが、その時もいつも別の方です。
単なる移動や配達スケジュールが合わないだけなら良いのですが、もしお兄さんの身になにかあったならどうしようと思います。
ですから街で黒い猫さんの宅配を見る度に「お兄さん運転してないかな」「お兄さんどうしてるかな」
といつも考えてしまいます。
そして黒い猫の宅配さん、いつもありがとうございます。我が家の胃袋は皆様のおかげでささえられてます。今後ともどうぞよろしくお願い致します。ラジオの電波で皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。
グルナッシュ
女性/35歳/北海道/公務員
2022-11-22 12:32