〜いつも何処かで案件〜
いつも何処かで考えているのは親友「ラッキー」の存在です。
ラッキーは祖父母の愛犬で、一番最初に出来た親友です。
私の弟は身体が弱くて産まれてから、ずっと入退院を繰り返していました。
母は弟に付きっきりで病室に寝泊まりしていた為、私は祖母の家に預けられていました。
近所の子供達とも馴染めなくて、家でアニメを観るか本を読む以外はラッキーと一緒に遊んでいました。
母に会えないのは寂しかったけど、ラッキーが居たから楽しい時間を過ごせました。
そんな親友ラッキーですが、私が小学校5年生の時に天国に旅立ちました。
もう居るはずが無いのに、黒い毛の犬を見るとラッキーでは無いかと振り返ってしまったり。
足だけ白い黒猫を見ると今度は猫に生まれ変わったのかな?なんて思ったり。
いつでも何処かで親友を探しています。
願いがもし叶うならば、もう一度抱きしめたいです。
ゆる蜜
女性/35歳/東京都/自営・自由業
2022-11-22 13:51