案件〜福祉サービス業について

本部長、秘書、リスナー社員の皆様お疲れ様です。
私は、接客を主としたサービス業から転職し、11年前に現在の福祉サービス業界に飛び込みました。最初は接客業のサービス業と福祉サービス業の違いが分からず、良かれと思ってやってしまったことがありました。自分でスプーンを持てるけど、めんどくさくて自分でスプーンを持たない高齢者の方から、「ねーね、これ食べさせて！」とお願いされ、はいはい！と喜んで介助をしてしまいました。先輩たちから、「この業界では、”持っている力を維持させていくこと”が基本だからね。なんでもかんでも私たちがやってあげることは、その人の身体の機能を低下させてしまい、いずれは寝たきりにさせてしまうことなんだよ。」と教えられました。側からみれば、「え、なんか厳しくない？」と思われてしまいますが、身体は使わないと使えなくなります。その方が体調不良ではない限り、自分のことは自分でできるように支援をしていきます。日本中の高齢者の介護度が上がれば上がるほど、皆さんから介護保険料を高く支払ってもらう必要があります。そうならないように、私たちはなるべく介護度を上げないように、高齢者の方が寝たきりにならないように、常に身体機能の維持を頑張っています。

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