今年の無駄遣い
本部長、秘書こんばんは。
今日のテーマの今年の無駄遣い。
無駄遣いと呼ぶべきか分からないですが、私のとても悲しい無駄遣いを聞いてください。
我が家には生後3日で拾い、1時間おきにミルクをあげながら寝ずに育てた我が子同然の猫がいました。飼い始めて半年ぐらい経った頃健康診断をしたのですが、先天性の腎臓病がある事が分かりました。それからずっと毎月病院へ通い続け、毎日お薬を飲ませたり医療食を食べさせたりしながら何とか元気な日々を送り続けていました。
ですが、15歳を超えた今年の夏、加齢もありいよいよ悪化し始めて出来る治療もなくなって食事もままならなくなり、もって数日の状況に。何なら食べれるのか、何十種類ものキャットフードをしらみ潰しに買っては与え、食べれず廃棄を繰り返していました。そして、自分がこの猫をきっかけに猫の保護活動を始めた関係で存在を知った普通の病院では扱いのないドイツのお薬を頼りにするため転院をし、高額な薬を与えたおかげで復活。2週間に一度薬を貰い自宅で注射をして治療を続けました。
ですが、12月に入り再び体調が悪化。通院で49,000円分の薬を買い帰った2日後に、執念の治療も虚しく先週天国へと旅立ってしまいました。
最後に買った薬は使われる事もないまま残っています。返品も出来ないため、この約5万の薬は無駄になってしまいました。後悔は無いですが、ただただ悲しいです。今迄生きてきた中で1番辛い。
どうか本部長秘書、こんな私によく頑張ったねと労いの言葉をお願いします。
まぐろまま
女性/52歳/神奈川県/会社員
2022-12-21 18:00