ブラボー案件
お疲れ様です。
自分のことではないのですが、これはブラボーと言わせてください。
GWに富士スピードウェイで開催されたスーパーGT第2戦のことです。
レースも中盤に差しかかった頃、メインストレートでちょっとしたトラブルがあり、トップ争いをしていたマシンの1台が大クラッシュ。300キロ近いスピードのままノーブレーキでクラッシュした為、マシンは大破しました。パーツ類は粉々に飛び散り、マシンはドライバーが乗っている部分しか残っていないような大事故です…。長いことGTを観戦していますが、ここまでのクラッシュは初めて見たレベルのものでした。
すぐさま赤旗中断となり、ドライバーは救出されドクターヘリで搬送されました。
長い中断中に、場内実況の方から「ドライバーは無事。ムチ打ちや軽い打撲はあるものの、意識もはっきりしており大丈夫そう」との情報が。その瞬間、観客席から盛大な拍手が沸き起こりました。
客席で見ていても背筋が凍り、体の震えが止まらなかったほどの大クラッシュが起きても、ドライバーが骨折ひとつしていない、今のマシンの安全性にブラボー!!!です!20年前だったら恐らくドライバーは助かっていなかったと思います。
さらにブラボーなのが、3週間後の第3銭鈴鹿です。マシンが大破してしまったので、使えるパーツをテストで使用していた車両に移植し、突貫工事で何とか間に合わせた鈴鹿でなんと、クラッシュしたチームが優勝したのです!!!観戦には行けませんでしたが、録画で見て、チェッカーを受けた瞬間鳥肌が立ちました。
最下位になっても何ら不思議ではないとてつもなく不利な状況で、逆境を跳ね除けたチーム、そして恐怖心もあっただろうにそれを乗り越えて走ったドライバー!本当にブラボー!!!です!!
長文失礼しました。
川口のヤクル党
男性/40歳/埼玉県/会社員
2022-12-22 17:10